四柱推命は自分で独学でも勉強し、何人ものプロに鑑定してもらったことがある。
私の命式は、日柱が庚申であとはほとんど偏印と印綬で埋め尽くされている、いわゆる印星大過。
命式中に印星が全部で5個あるから、八相局「印局」とも言う。
今回は、八相局「印局」持ちの私がそれについて語ってみた。
プロの四柱推命に鑑定してもった過去
八相局「印局」は、いわゆる印星が多い。
上記の四柱推命の命式は私のものである。
金が自分なので、土は印星になる。
数えて全部５つ印星。
鑑定士によっては、私の命式を外格の従強格と言う人もいれば、内格の偏印格という人もいる。
まあ、私の命式中に時柱に偏財があるから従強格は成立しないだろうと思うけど、そもそも従強格なんて外格の中では成立しないように思う。
従強格が成立するなら、喜神は金と土となるけど、それはない。
金と土が喜神なら、更に自己主張が強すぎて、周囲が困惑するのだろうな。
自己主張強すぎて、良い結果になったことが無いのだもの。
財星で人に気を使ったり、優しくしたり
官星で自分を抑制したり、鍛えたりしていく方が良きと思う。
かりに金と土が喜神だとすると、更に庚の金が土に埋もれている状態で、どうやって力を出すのだろうか？
錬金である庚は鍛えてナンボ。
鍛えるもなにも土に埋まっているのだから、甲木で掘り起こすところから始める必要がある。
八相格 印局は尖った才能持ちで良いの？
印星がたくさんある八相格 印局を形成している、私の実感からいうとよろしくは無い。
はっきり言って生きにくさ満点である。
頭でごちゃごちゃと考えすぎて、行動力が激減するし財星がないと社交性不足で人脈を広げることができない。
もう知りたくもないのに、情報を過剰に入れすぎてしまうクセがある。
腹いっぱいなのに飯を食う過食症などの症状に似てるのかもしれんね。
漏星がないからアウトプットしないから消化不良。
入れた情報に生産性も無いし。
ただただ、知りたいのである。
命式の中に官星がないと勤め人には向かない。
自星が弱ければ自主独立は向かいないし、漏星がないと表現力がないから鬱憤が溜まる訳です。
一応、自営業を始めて数年経過するが、印星大過はやっぱりビジネス向きではない。
一度ある程度の金額を稼いでみたものの、持続性がないので尻つぼみ。
お金にあまり執着がないので、ビジネスに粘り強さがないのよ。
現実世界で八相局の印局は、研究職とか籠って仕事できる環境じゃないと難しいかなと思う。
八相局の中でもビジネス向きは、財局なんだろうな。
八相局「印局」のメリット
八相局「印局」のメリットといえば、知識・知恵・習得の特化能力なんて言われている。
研究職とか、精神世界の探求、占星術とか、一人でできる専門職とはか適職だと思う。
こうやって、占星術にのめり込むのも印星大過のせいだろうと思うし。
ただし、やっぱり生活していく必要があるから物質主義の今の世の中では、印星大過は不利ですな。
八相局「印局」で生きるための注意点！
この生き方が印局の運を開く
印局となると自分が強くなりすぎるので、財と官星がなくてもこの２つの資質は意識して生きるべきだと思う。
財星の特徴
- 努力をコツコツ積み上げる
- 現実的で地に足がついた生き方を心がける
- 人を大事にする
- 人の話をしっかり聞き長所を探し褒める
- 笑顔で対応すること
官星の特徴
- ルールやモラルを守ること
- 責任感を持ち役割を果たす
- 自制心を持つこと
- やり遂げること
- 自分を鍛えること
運を下げる生き方
偏りがある八相局の印局は、自分が強くなるので比劫と印星の特徴の資質は、なるべく薄くした方が良い。
この二つの特徴がでると周囲から孤立し、運を下げる。
実際に、私は無意識で傲慢な態度をとっていること多いし、よく引きこもるし、人に頼るの苦手なクセに誰かどうにかして欲しい、と思うことがある。
こう見ると、金と土の要素は私にとって忌神だ。
命式の中に金と土ばかりの八相局の自分て。。これはツラたん。
自星(金)の特徴
- 自分が強すぎて人に対して思いやりが不足
- 偉そうな態度をとる
- 態度がでかい
- 自分自分と自分のことばかりで周りが見えていない
- 人間関係で衝突が多くなる
印星(土)の影響
- 依存心が強くなる
- 考えすぎて実行力不足
- 自他共に甘くなる
- 引きこもる
- 現実的な感覚が薄くなる
こうみると八相局の印局って、凶相だな～笑
命式に喜神が入っていないor少ないだもの。
無意識にまかせて運は間違いなく開かない命式だ。
西洋占星術で八相格「印局」の私の運命を探る
四柱推命は、吉凶を見るのに適しているけど凶作用が強い場合の具体的な解決方をもっと知りたい！
そんな場合は、別角度から調査するために、より細かく見る事ができる西洋占星術で調べてみる方が良いだろう。
私のネイタルチャートを見ると
・自分を表す1ハウス(牡羊座)に太陽、火星→自星(比劫)
・精神性格を意味する12ハウス(魚座)に月、水星、金星→印星(印綬・偏印)
的な意味合いと同じ配置。
これは、四柱推命の八相格に似ている配置をしている。
では、どちらに向かうのが良いのだろうか？
・ドラゴンヘッドは6ハウスの乙女座→鍛え整える意味(官星に近い働き)
・土星も6ハウスの乙女座→鍛え整える意味(官星に近い働き)
・MCの支配性は6ハウスの土星
・バーテックス6ハウス天秤座→人との調整、対人関係(財星に近い働き)
バーテックスはハウスの意味合いは見ないにしても、西側のハウス・サインに運命的なポイントが集結。
西洋占星術のネイタルチャートを見ると、私の場合は特に6ハウスの事柄がポイントとなる。
自分を律し、鍛え、社会人としての責務を全うすること。
ネイタル土星は逆行しているので、過去世で責任感の放棄、父親としての役割放棄などが考えらるし、ここのポイントは再チャレンジしてねってことになる。
土星の苦手ポイントをどうにか攻略するしか無いような配置だな。
しかし、西洋占星術のネイタルチャートから見ると、官星と財星が私にとっては必要な要素だと言えるでしょう。
ただ、1ハウスに太陽も火星も入っているので四柱推命でいう比肩、劫財のような自己主張は強いので、ここは変えれんやろうけど。
強い1ハウス牡羊座と12ハウス魚座を、6ハウス乙女座、7ハウス天秤座でバランスをとると割と人生がスムーズに生きやすいと思う。
ただし、土星もドラゴンヘッドも個人天体のように、やすやすとは使えない。
かなり意識して努力して鍛え上げれば、なんとかなるよ的な奴だね、これは。
結論！？八相局「印局」は吉なの凶なの？
八相局のように、命式の中で特化した配置を持つ人は印局に限らずハマれば活躍すると言える。
ただし、吉か凶かというと自然の流れに身を任せて運が開花しないので、私は吉とは思えない。
自身の欠点を改めて、かなり努力する必要がある。
すべての方の八相局持ちの西洋占星術を見たわけではないけど、どっかでバランスをとるようなチャートになっているのではないだろうか。
自分の人生についてよく振り返ることがあるが、学校にも職場にもあまり馴染めず、自分らしい時間だと思ったことは本を読んでいるとき、一人で見知らぬ街を探索しているときなどだ。
寂しいと思うけど、それらが心安らぐ時間なのだから、はたから見たら凶だと言えるのかもね。
しかし、四柱推命も西洋占星術も自分を探るツールとしては、ホントに良くできているな～。
