占星術|小惑星イシス、オシリスの意味とは!?

今回は、占星術による小惑星イシス、オシリスについて解説しています。

小惑星の読解は私も研究中です。

現時点で分かっていることを記録も兼ねて記載しています。

ホロスコープの中での小惑星イシス、オシリスを読み解く

小惑星イシス

出生図のイシスは、団結、統合、再生、結実、特に彼女が支配する誕生、死、再生の自然なサイクルの影響を及ぼします。

イシスは人間の持つ愛や優しさを象徴。

・農耕の神、豊穣の女神
・偉大なる女魔法使い
・王座を守るものという意味があります。

イシスの占星術的な意味は「復活、再生」

イシスとアスペクトを取る天体を使うことで、オシリスがあるハウスに変化が起こり、内なる男性性が復活します。

イシスが入ってるハウス、サインは豊穣を意味し、あなたが持つ豊かな資質の一つとなります。

他の4大小惑星同様にイシスのサインやハウスやザビアンをチェックしてみましょう。

私の場合は、イシス1ハウス牡羊座で火星 合

この配置に関しては性的なエネルギーが強化されセックスへの意欲が高まりますとされています。

男性性を復活させるイシスが男性性の火星と結合しているわけですから、かなりパワーアップされていますよ、、きっと笑

その他にイシスとエリスとASCとも合です。

私はチャートルーラーも火星ですし、火星大活躍です。

1ハウス火星牡羊座のパワーを使うことで、オシリスへの復活・復活再生と繋がるので火星の要素は使う必要があります。

正直、占星術を勉強するまでは火星の力があまり使えて無かった気がします。

人と争うの苦手ですし自己主張より我慢・自己犠牲を選択していました。

1ハウスなのでそりゃ自分では気づきにくい特徴だったんでしょうね。

振り返ると10代は自分のことを魚座っぽい(傷つきやすい、多感、敏感、自己犠牲)的な性格的な特徴で生きていました。

月と金星が魚座なので、まあそうなりますよね。

35歳くらいの火星期に入って、やたら自己主張が強くなった気がします。

小惑星オシリス

オシリス・・死の指標、変化と変容、死と再生、更新、および蘇生または蘇生

・死後の再生と生命を象徴。
・冥界の王。頭には「白冠」

オリシスの占星術的な意味は「変容、死と再生」

古代エジプトで死者の神として広く崇拝された男神

オシリスとイシスが兄妹結婚

彼は弟によって13個に切り刻まれましたが、アヌビスがその細切れを集めイシスが結合し復活させます。

男性器だけが見つからずにゴールドの棒を用いたと言われています。

死と再生というと冥王星に似たような気質を持っています。

オシリスの入るサインやハウスは「死と復活」

時とともにに意識、心の持ち方、考え方」などが他のハウス・サインに比べて変容します。

また、イシスによって再生させた男性性を発揮すべき場所とも呼ばれています。

男性性とは、突破する力、理論的、主張、突き進む力、外に向かう力、思考的、計画性、攻撃的、好奇心、行動、現実創造になります。

私は、ここでいう男性性というのは「具体的な行動」「外に打ち出す」というのがピンときます。

私のイシスとオシリスの配置を見て

私の場合は、1ハウスと12ハウスに個人天体や小惑星が密集しています。

イシスは1ハウス牡羊座→火星・エリスと合

オシリスは12ハウス魚座→月と合

人の使命とも呼ばれる先行日蝕も、魚座の12ハウス。

12ハウスには月、金星、水星、DT、竈の番人ベスタと濃い天体たちが揃い踏み。

個人天体が密集してるのもありまうが、魚座12ハウスの事柄はやたらと学びや勉強することが多いです。

ネイタルチャートは、もちろんイシスとオシリスだけを読み解くものだけではないのですが、12ハウスのスピリチュアル的な要素はやはり外に打ち出していく必要があるのかもしれません。

それが復活からの(男性性を発揮=外に打ち出す)

占星術なのかもしれませんし、興味がある波動関連や癒しの事柄かも知れません。

ザビアンシンボルでイシスとオシリスを読み解くと

イシス→牡羊座15度 毛布を編むインディアン
オシリス→魚座16度  ひらめきの流れ

精魂込めて物事に取り組むことで(復活)、ひらめきやアイデアを生かして俗世間で勝負するという風にも読める

イシスとオシリスのシナストリー(相性)について

イシスは私たちの神聖な女性の原型の知恵のエネルギーを表し、オシリスは神聖な男性の知恵を表しています。それらの接続詞は、男性性と女性性のバランスの問題で非常に進化した魂を示しています。

相性を見るときに二人のチャートを重ねて下記の小惑星のアスペクトが起こると非常に強力な縁だと言えます。

・「イシス(42)」と「オシリス(1923)」

今回の解説にでてませんが下記も縁がある相性です。

・「エロス(433)」と「プシュケ(16)」
・「シバ(1196 )」と「パールヴァテ​​ィー(2847)」

小惑星のアスペクトはオーブ2度以内で、コンジャンクションを重視することが多いです。

二人の相性図で、太陽と月、火星と金星に目立ったアスペクトがないのになぜか縁があるという方は、上記の3つの小惑星を調べてみると良いでしょう。

オシリスとイシス神話について

その昔の古代のエジプトのお話

エジプトには、オシリス(長男)、イシス(長女)、セト(次男)、ネフティス(次女)とう4人の兄弟がいました。

それぞれ長男長女、次男次女が結婚しました。

長男であるオリシスが当時のエジプトの王となりましたが、弟のセトはこれを良く思いませんでした。

そんなある日、オリシスはあろうことかセトの妻であるネフレィスと浮気をします。

これに気づいたセトはたいそうと腹を立て怒りくるいオリシスを13個にバラバラにし、13か所にバラバラにして処分しました。

妻のイシスはたいそう悲しみました。

バラバラにされたオリシスの体は、アヌビスやセベク、イシスらで探し回り12か所見つけましたが、どうしても男性器の部分だけが見つかりませんでした。

そのため生殖器だけ違うもので代用し、イシスは復活の魔法で体を結合しましが、なんとオシリスは蘇ったのですが地上で生きることができない体となりました。

そのため、オシリスは生身の肉体で地上に留まることが出来ずに冥界に下り王となることになります。

イシスは既に息子ホルスをお腹に宿していましたがので、ホルスを産み育てのちに弟セトに奪還された王位をホルスとともに力を尽くすこととなります。

セトとホルスの争いは、最終的にホルスが勝利をおさめ王位継承者となります。

敗北したセトは、嫌われ者の神となり、悪神として捉えられた。

ちなみにセトは、
荒ぶる砂漠の神
砂漠の神
軍隊の守護神
暴風と雷鳴を象徴とする。

ホルス(Horus)
力強い猛禽類ハヤブサを神格化。
ラーの息子とされる。

ワンピースのトリトリの実をたべたペルはホルスがモデルでしょう。