《占星術》MCの支配星が第6ハウスに入る人の特徴

MCはホロスコープの頂点。

MCは天職、社会人としての側面、社会での在り方を探るなどを見る場合におおきなヒントになります。

ただしMCのサインだけではなく、MCの支配星がどのハウスにあるのかまで見る必要があります。

今回は、MCの支配星がハウスにある場合にどのような特徴があるのかについて解説してきます。

MCの支配星が6ハウス

MCの支配星が6ハウスに入る場合は、次のことに関連します。

・依頼される仕事
・健康、調整
・雇用・労働・奉仕

6ハウスにMCの支配星が入る方は、「誰かのために働くこと」仕事が社会的なテーマとなります。

「役に立っているか」という事が重要となるため、仕事の動機が「他者への貢献」になるでしょう。

そのため、お金をたくさん稼ぎたいからと言って、上記のことを含まない仕事につくとヤリガイを感じない方が多いと思います。

また、MCの支配星が6ハウスにある方は仕事人間になりやすくい傾向なので、体調管理に注意が必要。

では、ここからは、6ハウスにMCの支配星が入る私のケースについて記載します。

MCの支配星が6ハウスの私のケース

私のMCのサインは山羊座です。

支配星は6ハウスの乙女座に入ります。

MCは山羊座

社会の最終到達地点は、成功・結果を出す・実績を上げるがテーマ。

物事を成し遂げていく、結果を追い求めずにいられない。

社会的な成功を収めたいという欲求があります。

アセダントトが牡羊座の要素も加わり、誰かの人まねではなく独自の仕事を作り出す、またはパイオニア的な創業者として生きると花開きやすいと言えます。

MCのルーラーである土星は、6ハウスの乙女座

仕事、働く事が人生において多くのシェアを占める。

6ハウスは、医学、美容、健康、トレーニング、メンテナンスなどのフィジカルを整える仕事にも適正がある。

また、乙女座が示す事務的、実務的な仕事に関わることもあるが、土星なので苦手意識が強いケースが多い。

MCの支配性が6ハウスだと、人生=仕事になりやすいのでオーバーワークに注意が必要と言えます。

仕事への根本的な欲求「人の役に立ちたい」という動機があり、この気持ちを満たすことが、この人の仕事と言っても良い。

MCの支配星が6ハウスに位置する場合の意味

MC(中天)の支配星がネイタルチャートの6ハウスに位置する場合、これは仕事、日常のルーチン、健康、およびサービスの領域がキャリアや社会的地位に大きな影響を与えることを意味します。

6ハウスは、日々の仕事や責任、健康とウェルネス、他者へのサービスや役立つ方法に関連しています。

  1. 職業生活と日常の責任:
    • この配置は、日常の仕事や職場の責任がキャリアの進展や社会的地位に直接影響を与えることを示唆しています。労働倫理や職業的なスキルがキャリアの成功に重要な役割を果たす可能性があります。
  2. 健康と働き方:
    • 健康状態やウェルネスの習慣が職業的な成果や効率に影響を与える可能性があります。また、働き方と健康とのバランスを見つけることがキャリアにおいて重要なテーマになるかもしれません。
  3. 日々のルーチンの重要性:
    • 日々のルーチンや習慣がキャリアの発展に影響を与えることを意味します。組織的な能力や時間管理が成功の鍵となる可能性があります。
  4. サービスと役立つ仕事:
    • 他者へのサービスや役立つ仕事がキャリアの方向性や選択に影響を与えることがあります。公共サービスやヘルスケア、教育などの分野でのキャリアが適しているかもしれません。
  5. 労働環境との関係:
    • 職場の環境や仕事との関係が、個人のキャリアの発展や社会的な地位に影響を与えることがあります。職場での人間関係や労働条件が重要な要素となるかもしれません。

MCの支配星が6ハウスに位置する場合の影響は、個人のホロスコープの他の要素との相互作用によって異なります。この位置は、日常の仕事、健康、ルーチン、およびサービスにおいて重要な役割を果たし、キャリアの発展や社会的地位に大きな影響を与える可能性があります。また、労働倫理、組織力、および他者へのサービスがキャリアの成功にとって重要な要素であることを示唆しています。

MCの支配星が6ハウスに位置する場合の適職

MC(中天)の支配星がネイタルチャートの6ハウスに位置する場合、適職は日常的なルーチン、詳細な作業、健康、サービス、または他者の世話を伴う仕事に関連している可能性が高いです。

6ハウスは日々の労働、健康、サービス、組織力、精密さを象徴しており、これらの特徴を生かせる職業が適しています。

適職の例

  1. ヘルスケアとウェルネス:
    • 医療専門家、看護師、栄養士、フィットネストレーナーなど、健康やウェルネスに関わる職業。
  2. 管理職と組織力を要する仕事:
    • オフィスマネージャー、プロジェクトコーディネーター、行政職、組織の管理に関わる仕事。
  3. 細部に注意を払う職業:
    • 編集者、会計士、データアナリスト、研究者など、細かいディテールに注意を払う仕事。
  4. 教育とトレーニング:
    • 教師、トレーナー、指導者、コーチなど、教育やトレーニングを行う職業。
  5. サービス業:
    • 顧客サービス、ソーシャルワーカー、コンサルタントなど、他者へのサービスを提供する仕事。
  6. デイリールーチンを扱う仕事:
    • ロジスティクス、サプライチェーンマネジメント、イベントプランニングなど、日々のルーチンやスケジュールを管理する職業。

 

これらの職業は、6ハウスの特徴である組織力、詳細への注意、他者へのサービスに重点を置いています。

ただし、MCの支配星の位置だけではなく、ホロスコープ全体の分析を通じて、個人の適職をより正確に特定することが重要です。

他の天体やアスペクトも、個人の能力や適性、職業選択に影響を与えます。

まとめ|MCの支配星が第6ハウスに入る人の特徴

MCの支配星が6ハウスにある場合は、「人の役に立ちたい」という動機が強い。

仕事の際には、この欲求が満たされているかどうかが鍵です。

MCの支配星が6ハウスにあり、今やっている仕事がヤリガイに直接つながらないと思う方は根底にある動機が満たされているか確認しましょう。